2019-05-16 第198回国会 衆議院 本会議 第24号
サイバー、宇宙などの新たな領域における能力強化が喫緊の課題であることは周知の事実であり、今回打ち出された領域横断的、クロス・ドメインな防衛力の強化は、民主党政権が基盤的防衛力から動的防衛力にかじを切った平成二十三年度の防衛大綱の統合運用態勢と即応態勢の流れを継ぐものと受けとめながらも、専守防衛の原則と財政規律との整合性から大きな懸念を持たざるを得ません。
サイバー、宇宙などの新たな領域における能力強化が喫緊の課題であることは周知の事実であり、今回打ち出された領域横断的、クロス・ドメインな防衛力の強化は、民主党政権が基盤的防衛力から動的防衛力にかじを切った平成二十三年度の防衛大綱の統合運用態勢と即応態勢の流れを継ぐものと受けとめながらも、専守防衛の原則と財政規律との整合性から大きな懸念を持たざるを得ません。
今回の新防衛大綱でも、前回を踏襲して、自衛隊の態勢の中に統合運用態勢というのがあります。二〇〇六年の三月二十七日にこの統合運用態勢というものに移行しようということで決まってから、五年が経過をいたしました。
第一に、自衛隊の統合運用態勢の一層の充実を図るため、陸上自衛隊、海上自衛隊及び航空自衛隊の共同の部隊を防衛大臣の直轄部隊として置くことを可能とするものであります。 第二に、新たな脅威や多様な事態に実効的に対応するとともに国際平和協力活動等に一層強力に取り組むことができるよう、陸上自衛隊の中央即応集団及び海上自衛隊の地方隊を改編するものであります。
以上に加え、人事、衛生、研究施策等の充実、統合運用態勢の充実やより高度な情報体制、情報通信態勢の構築、軍事科学技術の進展への対応、基地対策等の推進などの諸施策も実施してまいります。 以上の防衛省関係予算に安全保障会議予算三億三千七百万円を加えた平成十九年度の防衛関係費の総額は四兆八千十六億四千三百万円となり、前年度の当初予算に比べ、百二十二億九千六百万円の減となっております。
その他、自衛隊の統合運用態勢の一層の充実を図るために常設の共同の部隊を置く枠組みを設けるなど、自衛隊の所要の組織改編を行います。 防衛省の誕生はゴールではなく、新たなスタートです。防衛省・自衛隊は、在日米軍再編や弾道ミサイル防衛、国際平和協力活動などの様々な課題に今後一層積極的に取り組み、我が国及び国民の未来のため、世界の平和と安定のため全力を尽くし、新しい歴史を切り開いていく所存です。
その他、自衛隊の統合運用態勢の一層の充実を図るために常設の共同の部隊を置く枠組みを設けるなど、自衛隊の所要の組織改編を行います。 防衛省の誕生はゴールではなく、新たなスタートであります。
以上に加え、人事、衛生、研究施策などの充実、統合運用態勢の充実、より高度な情報体制・情報通信態勢の構築、軍事科学技術の進展への対応、基地対策等の推進などの諸施策も実施してまいります。 以上の防衛省所管予算に安全保障会議予算三億三千七百万円を加えた平成十九年度の防衛関係費の総額は、四兆八千十六億四千三百万円となり、前年度の当初予算額に比べ、百二十二億九千六百万円の減となっております。
第四に、統合運用態勢については、新たな脅威や多様な事態に実効的に対応し得るよう、統合訓練や通信基盤の整備などにより、充実を図ることとしております。 第五に、情報体制及び情報通信態勢については、各種事態の兆候を早期に察知し、迅速的確な情報収集・分析・共有等を行うため、情報部門の体制の充実を図ります。
第三に、平成十四年十二月に取りまとめた統合運用に関する検討成果報告書を踏まえつつ、平成十七年度に新たな統合運用態勢に円滑に移行し得るよう、必要な諸施策を推進することとしております。
第三に、統合運用に関する検討の成果を踏まえつつ、統合運用態勢の充実を図ることといたしております。 第四に、ITを活用した情報指揮通信機能の強化や情報セキュリティーの確保等の各種施策を推進することといたしております。 第五に、軍事科学技術の動向を踏まえ、重点化を図りつつ、先進技術開発を推進するとともに、弾道ミサイル防衛に関する日米共同技術研究等を継続することとしております。
第一に、統合運用態勢の充実を図るため、統合訓練の実施等各種施策を推進するとともに、ITを活用した情報通信機能を強化し、情報セキュリティーの確保を図りつつ、防衛庁・自衛隊を通じた高度なネットワーク環境の整備をより一層推進することとしております。
さらに、情報本部の新設によって、陸海空三自衛隊の統合運用態勢確立を図り、統幕会議の機能を強化し、ひいてはシビリアンコントロールを弱めること、また従来行ってきた外国の通信・電波傍受の活動を一層強化しようとしていることは重大です。 以上を指摘して、反対討論を終わります。
その場合特に、指揮通信・情報機能の充実、練度の向上及び隊員施策を重視し、正面・後方の均衡及び統合運用態勢の充実に配慮するとともに、基地対策の推進を図る、こういうことでございます。
このため、具体的には装備の更新、近代化等を進めるとともに、中央指揮システムの整備等による即応態勢の整備、航空機用掩体、基地防空用火器等の整備による抗たん性の向上、ミサイルを初めとする各種弾薬等の拡充による継戦能力の向上、三自衛隊の統合演習等による統合運用態勢の充実等に努力してまいりたいと考えております。